東京都 学校法人 海城学園【インタビュー有り】

導入製品

AOI-SPCM-UDS
ナノホワイトボード※低反射 板書・映写兼用ホワイトボード
黒板/ホワイトボード専用ラインアレイスピーカー 角型AKS-8ML

設置時期:2015年9月

 

電子黒板の導入で、もっと授業をアクティブに。

 

電子黒板の導入前

電子黒板導入前は、UD(昇降式)黒板を使用されていました。

 

導入製品

・板書、映写兼用ホワイトボード「ナノホワイトボード」(暗線入)を導入。
・板面サイズはW5400☓H1200。平面ホワイトボード。
・「SPCM-UDS」は、電子黒板機能付きプロジェクターが左右にスライドし、板面が電動で昇降します。
・電動のため、W5400と大きい板面を昇降する際にも、負担がありません。

 

選ばれた理由

1、電子黒板機能付きプロジェクターの活用のため、ホワイトボード化。
2、スクリーンを貼る手間を省くため、映写、板書兼用ホワイトボード「ナノホワイトボード」を採用。

 

設置教室

1,2年生の普通教室(16教室)に設置。

 

電子黒板の導入後

板面の使用頻度が非常に高く、イレーザーのトールサイズ(通常サイズの2倍)のご希望がありました。 そこで、新たに自社で開発し、使用していただいております。

 

 


 

先生インタビュー

海城中学高等学校 ICT教育部部長 理科(科学) 平田敬史先生にお話をうかがいました。

 

Q:電子黒板導入のきっかけを教えて下さい。

これまでも、授業で数分でも映像を見せたい時には、毎回スクリーンとプロジェクターを教室に持って行っていました。ただ、2,3分のためには準備時間が勿体無い。それで諦めることもできましたが、逆に1時間ずっと使い続けてみようと思いました。そうしたら、映像以外にも、見せたいものやコンテンツはいくらでもあることがわかりました。
また、大学入試改革を機に、学内で「改革特別委員会」が組織されました。大学入試がどのように変わっていくか、情報を集め考える中で、ICTは根幹になる部分だと思いました。授業で、ICTをどのように使っていくかを考えた時に、2020年には、1人1台タブレットを持つと言われていますが、いきなりはできません。そこで、まず教員が慣れ親しんで、授業をすることから始めようと決めたタイミングで、展示会で青井黒板を知り、電子黒板の導入に繋がりました。

 

Q:導入後の先生方の反応はいかがですか?

英語科の教員は、YouTubeで、大統領の演説の動画など、ネイティブの人の「生きている英語」をリアルタイムで伝えています。前のようなプロジェクターもネットワークもない授業は考えられない、すごく良いと言っています。

 

Q:生徒さんの反応はいかがですか?

ビジュアルで見せられるので、食いつきが良いです。前を向く時間が圧倒的に増えました。化学は、変化を学ぶ学問なので、変化前後の写真を見るだけでなく、変化していく様子も見られるので、理解しやすくなったと言っていますね。でもそれも当たり前の時代が来ますので、次の手を考えないといけないですね。

 

Q:導入を検討されている学校様へのメッセージ

電子黒板で何ができるかを先に考えるよりも、何を実現したいかを先にイマジネーションするのが大事です。実際に使ってみないとわからない部分もありますので、まずは使ってみて、その次にどうゆうことができそうか、いろいろな人とよく話して、アイデアを出し合うとおもしろいと思います。
使える機器がないと、試行錯誤もできません。試行錯誤していく内に、アイデアが生まれます。
授業はどのようにでも変わります。 電子黒板は、授業準備の時間はかかりますが、見せられるものが増えるので、授業自体はスムーズに進み、そして今まで以上にアクティブになると思います!

 

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インタビューはPDFでもご覧いただけます。

 

 

社内担当:東京支店(1024)

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